英国王のスピーチ
2011年公開 イギリス時間 118分
監督 トム・フーバー
出演 コリン・ファース ヘレナ・ボナム・カーター ジェフリー・ラッシュ
★★★★☆
ユナイテッドシネマとしまえんで見てきた。おもしろい! いや、これはおもしろいぞ。
まあ、とくになにか起こるわけでもないんだが(いや、戦争は起こるけど)、
打ち解けていく感じとか、それが消えて再構築される感じとか、
そういうのをエッチラオッチラ乗り越えてく感じ。
大波はないけど、起承転結! ほら、起承転結だ! みたいないい映画。
ただちょっと、不要なところでごちゃごちゃしちまったな、な感じがある。
ジェフリー・ラッシュの背景とかいらなくね? てか、そっから回復するの早すぎじゃね?
それを「転」にするのであれば、もうちょいなんか手法はなかったのか……。
コリン・ファースはよかったと思う。というか、まあ、アカデミーだよな、これはw
「開戦」のスピーチはカッコよかった。たしかに、カッコよかった。
いい見せ場で、いい感じにやれば、やっぱそりゃおもしろいでしょ。
ただ、ヒュー・グラントで見てみたかった気もするw
まあ、小じんまりとしていると言えばそれまでだし、お手本のようにキッチリしすぎてて
なんかこーいうんじゃねーんだよな、と思うひとはいるだろう。
めっちゃ面白い派と、フツーじゃん派が混在してまあ、おもしろいになる。
みたいな、そんな感じがそこはかとなくする。
あと基本人間設定としてはそんなこと気にならないけど、イギリス王室が舞台だから、
イギリス人の背景はないからね、日本だかんね。
王室とかのファクターがもうちょい根底からわかってれば、たぶんもうちょいちがう感じで見れて、
絶賛してたかもしれない。
とはいえ、オススメしますか? と言われれば、オススメしますよ、と親指を立てる映画。
【テキトー3行まとめ】
どうでもいいから見ればいいんじゃねえかな。なんかいろいろ考えることもあんまねーし、
毒はない。これに毒はない。クスリかと言えば、そうでもないけど。
いや、シモネタというかFUCKFUCKでFUCKはてんこ盛りだがw なヒューマン映画。
【偏見に満ちた3行まとめ】
イギリスってすげーなー。自国の王室でこんな映画作れんだもんなー。
いや、だが、皇室でこんなんやったら、ぼくはたぶん個人的な不買運動起こすw
たしかに殿下と秋し……おや、だれか来たようだ。宅配便かな。