孤高のメス 映画レビュー

孤高のメス
2010年公開 日本時間 126分監督 成島出

出演 堤真一 夏川結衣 成宮寛貴
★★☆☆☆

まあ、フッッッツーのエンターテイメントだ。堤真一無双であったことはまちがいない。

というか、これ、成宮とか使う必要あったのか……?

時間潰すなら、見てもいいかもしれんけど、いかんせん臓器が痛い。

平和な午後に見るものは他にある気がする。

社会派にするにしては、時代背景とか、マスコミを抑えすぎててイマイチ乗りきれない部分がある。

あと事件の収束の仕方とか、そこ勝負でしょ!? とは思う。

ということで、社会的な云々は求めてはいかんモノだこれは。

が、かと言ってストーリー重視なら、ご都合主義な部分が多すぎる気がする。

ラストとか、まあ、どうなのコレ? と思うだろう。たぶん、尺が足らんのではないだろうか。

堤真一以外の人物が薄い気がしてしょうがない。

とはいえ、これ以上長かったら途中で見るの投げるかもしれんがw

ツバメとか、クーパーとか、都はるみとか、小物と夏川結衣の心情掛けてみました、

みたいなのはお上手ですが、まあ、すごくホメるとこはそんくらいで、ほんとにフツーの映画。

作品は作品として完結してなければ、

あんまり意味はないので(いや、エヴァ破の悪口じゃないよ?)、原作読んでないけど、

こんなことはたぶんないだろーし、もうちょい消化して欲しかった。

どうでもいいけど、すごい気になったのは、雨のシーンがあんまりなこと。

余貴美子が先生って呼ばれるのが最後のほうまでわからんかったことw

オススメしますか? と言われれば、いや、見てもいいんじゃね? とにこやかに答える映画。

【テキトーな3行まとめ】

成宮寛貴とかー、吉沢悠とかー、出てる意味があんまない。というか、見せ場ないwww

臓器のシーンが連続しててちょいつらい、てか、雨www自重wwwつか死亡フラグ立ち杉www

最初から最後まで堤真一無双な、わりとよくある医療映画。

【偏見に満ちた3行まとめ】

朝日かよ……。まあ、朝日喜びそうだな、って思う。だって朝日だもの。

つか「現代の医療システムに警鐘を鳴らす衝撃の問題作」でないことはたしか。

マスコミとか、事件の消化具合とか、問題作言うなら、そこ逃げちゃだめじゃん。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。