ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~
2009年公開 日本時間 93分
監督 佐藤信介
声優 綾瀬はるか 沢城みゆき 大森南朋
★★☆☆☆
おもしろ……いのか? いや、つまんない……というわけでも……。
まあ、フツー? いや? フツーなの? ねえ、これフツー?
わりと騙された感じでフツーと答えざるを得ない感じ。というか、マジコレ93分?
体感120分くらいなんだけどw というところで、決してすごくおもしろいわけではないのは
お察しください。テーマとか、ないから! これ、ないから!認めない!
これで感動とかは認めない。おー、しーじーってすごいんですねー(棒 がせいぜいだろ。
クマ(だっけ?)の人形とか、不用意な捨てキャラだったな……。
ちょこちょこおもしろそうなところはあるのに、なんかよくわからんヒューマニズム的なモノに
ぶった切られて、ああ、そうかよ、そういう方向でしかねーのな、と悪態をつくしかない。
「お、トトロじゃん」「あ、これ千と千尋?」「え、巨神兵w」とずっと見ながらツッコミするくらいしか
することがなかった。
もちろん、穿ち過ぎっていうか、なんでもエヴァに見えるエヴァヲタみたいだけど、
逆に言えばそのくらいしか考えることがなかった。
なにも考えずに見れていい、ってひとにはいいのかもしれない。
でも、だとしたらCGはちょっとひとを選ぶかな。結局、なにがしたいのかわからんというか、
なにもしたくないんじゃなかろか。そんなに主人公かわいいわけじゃないし萌え路線ではない。
ボロボロ泣くほど感動も出来なければ、悪態つくほど悪い出来でもない。
なにも足りなくて、なにも満たされないけど、空ではない。そんな感じ。
オススメしますか? と言われれば、オススメ……だと? と苦く笑う映画。
【テキトー3行まとめ】
カンドーってすばらしいですね。しーじーってすばらしいですね。
でもね、すばらしいからと言って、それを使ったら、すべて素晴らしいか?
答えは無論ノーですよ。素晴らしい+素晴らしい=素晴らしくない。不思議。
【偏見に満ちた3行まとめ】
これに鉄壁のスカート以外なにを求めるというのか、がすごく疑問。
駄作なら駄作って言えるのに、それほどまでではないってのはたち悪い。
と思ったら、脚本乙いry あ、うん、なんか納得。