僕はいつも夏がくる前にAirを鑑賞するのが恒例行事になっています。
ラストシーンで晴子さんにゴールする姿は大量のKey信者を生み出したことでしょう。
冬はKanon。春はCLANNAD。夏はAir。秋は・・・なんだ?
とにかく、また熱い夏が来るね。
それではAirのラストシーンの台詞書き起こしを始めます。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=RG5pkPXxbZ8[/youtube]
観鈴「ねぇ、お母さん。ちょっと先に行ってて欲しい。」
晴子「なんでや?なんかあるんか?」
観鈴「うん。”そら”も連れてって」
晴子「このくらいでええの?」
観鈴「うん、そこで待ってて。」
観鈴「うあ。」
晴子「ああ、無理すんなや。」
観鈴「お母さんはそこに立ってて。何があっても来たら駄目だよ。一人で頑張るの。」
観鈴「頑張ってそこまで歩いてみる。お母さんはゴールだから。」
晴子「そうか、うち、ゴールか。」
観鈴「うん、”そら”と一緒にゴール。」
晴子「ゆっくりでええで。なんぼでも待ったる。大丈夫か?」
観鈴「うん・・・ブイ。」
晴子「ブイ・・・ぅん。」
晴子「ぅん、観鈴ここや。うちここやで。そうやゆっくりでええ。」
晴子「こうして頑張っていけばきっと元気になれる。一緒に頑張っていこな。な、観鈴。」
観鈴「もう、いいよね。」
晴子「うん、何がや?」
観鈴「私、頑張ったよね。もうゴールしていいよね。」
晴子「もう疲れたんか。よし、ゴールしたら家帰ってトランプでもして遊ぼ。」
観鈴「ううん、私のゴール。ずっと目指してきたゴール。」
観鈴「私、頑張ったから、もういいよね。休んでもいいよね。ぅっ・・・」
晴子「あんたまさか痛いんか。ほんまは痛かったんか。」
観鈴「動いちゃ駄目!」
晴子「・・・・」
観鈴「にゅふふ・・・」
晴子「嘘や・・・嘘やいうてや。これからはあんた元気になってくんやろ。悪い夢は終ったはずやろ。」
観鈴「ごめんねお母さん。でも私は全部やり終えることができたから。だからゴールするね。」
晴子「あかん観鈴。来たらあかん。ゴールしたらあかん。はじまったばっかりやんか。昨日やっとスタートきれたんやないか。」
晴子「取り戻していくんや。10年前に始まってたはずの幸せな暮らし。」
晴子「これから美鈴と取り戻していくんや。うちらの幸せは始まったばっかりやんか。」
観鈴「ううん。全部した。もう十分なくらい。この夏に、一生分の楽しさが詰まってた。」
晴子「あかん、違う。うちたくさんしたいことあるんや。大好きな観鈴とたくさんしたいことあるんや。全部これからなんや。」
観鈴「もう一度だけ、頑張ろうって決めたこの夏休み。」
観鈴「往人(ユキト)さんと出会ったあの日から始まった夏休み。」
観鈴「色んなことがあったけど、辛かったり、苦しかったりしたけど、私、頑張って良かった。」
観鈴「私のゴールは、幸せと一緒だったから。」
観鈴「一人きりじゃなかったから。」
観鈴「だから、だからね、もうゴールするね。」
晴子「あかん、これからや。これからや言うてるやろ。」
観鈴「ごーる。」
観鈴「やっとたどり着いた。ずっと探してた場所。幸せな場所。ずっと、幸せな場所。」
晴子「いやや、そんなん嫌やぁ。」
観鈴「(お母さん、ありがとう。)」
晴子「みすずぅー!」
晴子「あんたに何もかも教えてもらったんやないか。」
晴子「一人っきりやない生き方、置いていかんといて。うちを一人にせんといて。」
晴子「他には何もいらんから。友達もいらん。新しい服も贅沢も何もせんでええ。」
晴子「ただ、あんたと居れたらそれでええんや。」
晴子「ずっと神尾の家で仲よう暮らそう。」
晴子「なぁ、観鈴。」
晴子「観鈴・・・!」
いやぁ、いつ見てもたまりませんな。
ちなみに、”ゴールしてもいいよね”と書かれる場合があるけど、
アニメでは”ゴールしていいよね”です。
ゲーム版では未確認なので何とも言えないですが、
気をつけると良いです。