土下座をしても何の解決にもなりません。
この記事では富山県の石井知事と警察の捜査状況から
今後の展開を推測します。
営業停止処分の延長も えびす食中毒、石井知事が方針:北日本新聞ウェブ[webun] : http://webun.jp/news/A300/knpnews/20110506/38128
(引用開始)今回の集団食中毒では、同チェーンの砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)でユッケを食べた人が次々と嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒症状を訴え、県内の患者数は5日午後4時現在で計69人に上り、うち3人が死亡した。福井、神奈川両県の店舗でも患者が確認され、死者は福井県も含めると計4人。富山を含む各県警は業務上過失致死傷容疑で捜査を進めている。(引用終了)
60人を超える人間が食中毒症状を起こしており、
死者も数多く出ている。
なにか対策をしなくてはいけないと切羽詰ったところにきています。
営業期間や環境の見直しなどが挙げられていますが、
果たしてそれだけで意味があるのでしょうか。
下記記事では石井知事が厚生労働相に基準の見直しを要請していることが報告されています。
石井知事 基準見直しを国に要請へ | チューリップテレビニュース :
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20110506115115
厚生労働相の今後の動きに注目です。
警察の動きに関しては
(引用開始)6日午後、業務上過失致死容疑で、チェーンを運営する「フーズ・フォーラス」(石川)の本社や富山、福井県の店舗、東京都内の食肉卸業者などを家宅捜索する。(引用終了)
日テレで紳助も絶賛、焼き肉チェーン土下座社長の伝説とは – 政治・社会 – ZAKZAK : http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110506/dms1105061145000-n1.htm
となっております。
店側の不備の部分は警察が明らかにし、
法的整備、基準の見直しといったところは厚生労働相のお役目なようですね。
今回の事件は、フーズ・フォーラスという一つの会社が悪いといったものではなく、
多くの焼肉屋さんと仕入れ先の癒着のようなものから起きています。
基準値を見直すのであれば、肉業界全体の動きがあらためられるものであるため、
迅速に国や警察が対応するというのは難しいように思えます。
ナマモノは極力食べないというのが消費者の正しい選択なのかも知れません。
今後も動きに注目していきます。